2021年3月1日月曜日

「今年の抱負」Part10 佐藤新

 



平素よりお世話になっております。新三年スナイプスキッパーを務めさせていただいております、佐藤新と申します。


昨年度は、個人としてもチームとしても、課題が残る一年となりました。

まず、個人としては4番艇までに食い込めず、和歌山の地ではスナイプチームでは唯一レースを経験することはできませんでした。

私にとってこの上ない悔しい経験であり、今年こそは蒲郡の地で自分がチームを牽引することを誓います。

また、チームとしても全日本総合入賞を掲げたものの、結果総合9位と及びませんでした。

コロナ禍で自主練習ができず、海に出れなかった1月、個人としてもチームとしても成長する為に何が必要であるか考えて参りました。

個人としては、セーリングの知識を増やすことに注力して参りました。

タックティックスや、ストラテジーなど色々な参考書を読み学び、他大学の同期・先輩とも電話で話し合いを行いました。

また、体力面では、強風下での『トリム力』という観点から、筋力アップが必然的に求められる為、筋力トレーニングを行いました。

今後、海に出てこの自粛期間に学んだ知識などを、しっかりアウトプットすることが大切であると考えます。

チームとしては、昨年及ばなかった総合入賞よりも更に高いチーム目標として、『全日本総合優勝』を掲げ、坂本主将のもと、この一年チームが始動いたします。

このチーム目標を言葉だけで終わらせない為には前年度よりも更なる努力が必要になるかと思われます。

全員が、同じ方向を向き、チームが進む。

その過程において、『進取の精神』というものが必要になると私は考えます。

昨年達成できなかった『全日本総合入賞』よりも更に高い『全日本総合優勝』という目標は、我々にとって高い壁であることは確かです。ですが、我々は常に『優勝』の2文字を意識し活動していくこと、妥協なき挑戦をしていくことで、達成をすることは可能になると私は考えます。

たくさんの課題に果敢に挑戦し、達成する為に、3年という高学年になった今、部員全員が同じ高い熱量を持って部活動に取り組めるよう、セーリングに対する熱意と背中をもって、ついてきてもらえるような先輩であることが大前提であり、個人としてもチームとしても妥協なき一年にして参りたいと思います。


今後ともご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い致します。