今年度470クルーとして活動しました、文学部4年の大石克です。
先日の全日本インカレをもってヨット部を引退して1ヶ月経ちますが、卒業論文作成に追われており、思い出に浸る間もない日々を過ごしております。
引退ブログを書くにあたって改めて振り返ってみると、私が充実した大学生活が送れたのはヨット部のおかげであると感じました。
私は2年生からの入部だったのですが、それまでの私はサークルにも所属しておらず、バイトと単位取得のための勉強のみを行う無気力な大学生活を送っていました。そのため、体育会の部活に入ればそれだけで成長でき、充実した大学生活になると考え入部しました。
しかし、実際に入部すると、周りの部員は自分で考え、目標に向かって努力できる人ばかりで、言われたことだけをやるだけではこのような人達に追いつけないことを学び、自分の考えを改めることが出来ました。その結果、自分の成長を感じることができ、充実した大学生活をとなったと思います。一方で周りの部員を見ると資格勉強や留学など、自分以上に努力を続けている人ばかりなので、負けないように努力し続けようと思います。
このようにヨット部で過ごした3年間のおかげで、様々な素晴らしい体験ができ、清々しい気持ちで引退できると思っていましたが、いざ引退してみると、「なぜ1年生からヨット部に入部しなかったのか」「最後の大会に選手として出場したかった」「総合入賞を成し遂げてみんなと喜び合いたかった」といった悔しさが芽生えてきました。
自分はこの気持ちに引退するまで気づかず、来年の大会で後悔を晴らすことが出来ません。後輩達には引退する時に自分のような気持ちになって欲しくないと思うので、全力でヨットに向き合い、目標を達成して笑顔で引退して欲しいと思います。
これから大学を卒業し、社会人としての生活が始まりますが、ヨットで晴らせなかったこの悔しさを晴らすため、同期の部員達に負けないために努力していきたいと考えております。
また、このように素晴らしい環境の中で、ヨットに打ち込むことができたのは、OBOGを初めとする多くの関係者の方々から支援をいただけたからだと感じております。今後は自分もOBとしてサポートする側に回りますが、自分が受けた恩を返せるように、できる範囲で支援していきたいと思います。
最後にこれまでお世話になった同期、先輩、後輩、監督コーチ陣、OBOGの方々、大学関係者の方々、保護者の方々、応援団、他大学のヨット部の方々、全ての方々に感謝致します。ありがとうございました。
これからも明治大学体育会ヨット部をよろしくお願い致します。