今年度主務を務めさせていただきます、商学部商学科新4年の仲悠樹です。
昨年度は、レギュラー艇として試合に出場し貴重な経験をさせていただきました。自分自身が貢献できたと断言できるレースが少なからず出来たことは、大きな自信となりました。
また、なんと言っても昨年で1番印象に残った出来事は4月に実施された新入生歓迎会でした。
私は新入生勧誘リーダーを務めさせていただき、マネージャー2名を含む合計18名もの新入部員獲得に成功いたしました。
陸と海を支配する絶対的なマネージャー2名が引退し、その抜けた穴は正直なところ大きいですが、新マネージャーの2人がその穴を埋めてくれることでしょう。
海上のチェスとも呼び声高く、海上を颯爽と走るヨットというスポーツに共鳴し入部を決めてくれた新入生には大変感謝しております。
18名の入部が決まった時に感じた、これまで味わったことのない喜びと達成感は今でも鮮明に覚えています。
また、入部してくれた1年生が今も誰1人として退部していないという事実が、昨年の後藤主将を中心としたチーム作りがいかに過ごしやすい環境作りをしていたのかを物語っているとしみじみ感じております。
さて、昨年度の振り返りはここまでにして今年度の抱負について述べようと思います。
今年度の抱負は、「傾聴」です。
私たち4年生は5人しかおらず、多くの下級生を抱えているため、下級生の意見を積極的に取り入れることで不満を持つ部員が生まれないようにしていきたいと考えております。
「傾聴」という言葉は、ただ相手に耳を傾けるだけではその言葉の真の意味を為しません。相手が要求していることや、求めていることを察知し、誠心誠意耳を傾けることこそが傾聴だと理解しております。
チーム全体として部員一人一人が帰属意識を持ち、目標達成に向けて共通認識を持ち続けられるチーム作りをするためにも積極的に下級生に耳を傾け、意見を取り入れていく所存です。
また、プライベートでは最後の学生生活思う存分楽しむことが目標です。
旅行に行ったり、韓国アイドルのライブに行ったり、美味しいものを食べに行ったり、おしゃれなカフェに行ったりと、時間を作って思う存分満喫したいなと思っています。
その中で、自分が納得してここで働きたいと思う企業に内定をいただけたら、それほど幸せなことはないと感じでおります。
部活、就活、プライベートこの3つを不足なく全て充実した1年にしていきたいです。
気付けば入部してから3年が経ち、引退まで残すところ1年となりました。
「ヨットって知ってる?乗ってみない?」と先輩方に勧誘されたキャンパス新歓、とりあえず思い出作りに行くかという感覚で友達と逗子に行ってヨットに試乗し、その爽快感に感銘を受けて入部を決めたあの日からもう3年が経過しているのです。
これまで色々ありましたが、ヨット部に入部したことで充実した大学生生活を送ることが出来ていると実感する日々です。
最上級生になり、OB・OG の方々をはじめ、保護者の皆様、父母会の皆様、校友会の皆様、そして明治大学体育会ヨット部を応援してくださるすべての皆様の多大なるご支援があって弊部が運営できていることを日々実感しております。
皆様には結果という形で恩返しができるように、部員一同全日本総合入賞という目標達成に向けて精進して参る所存です。
最後になりますが、今年度は「貪欲」のスローガンのもと、全日本総合入賞という目標達成に向けて最大限努力して参りますので、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。