商学部商学科新2年生マネージャーの金子紗英です。昨年度は多くの方々にご支援いただき、誠にありがとうございました。
昨年の4月、初めてヨット部の試乗会に参加した際、先輩方が優しくて面白く、部の雰囲気が良かったことや、体育会のマネージャーに興味があったことから入部を決めました。入部後は4年生のマネージャーの先輩と一緒に料理などのマネージャー業務に取り組み、夏合宿を通じて同期や先輩方との仲も深まり、部活そのものがとても楽しく、「この部活に入って本当に良かった」と心から感じておりました。
そして11月、全日本インカレを経て、マネージャーの先輩を含む4年生の先輩方が引退されました。それ以降は同期の柳原と2人でマネージャー業務を行い、約2ヶ月が経過しました。それまでは「楽しい」という気持ちだけでやれていた部活ですが、次第に「楽しいだけではできない場面」も増えてきて、最近では部活について考える時間が増えたと感じています。
選手たちが「上手くなりたい」「試合に出たい」「試合で勝ちたい」といった明確な目標やモチベーションを持っているのに対し、マネージャーの目標は曖昧になりがちで、昨年は「とにかく部の役に立たないと!」と焦る気持ちが強かったように思います。また、私は他人と自分を比較しがちな性格であり、ヨットの部位やルールをいつまでたっても覚えられないなどの物覚えの悪さや要領の悪さ、視野の狭さなどで部活全体に迷惑をかけてしまうことがありました。その度に「自分はマネージャーとして仕事ができない」と痛感し、さらに他人と自分を比べて苦しむという悪循環に陥っていました。昨年はそのことで随分悩まされた1年だったと感じます。
今年の抱負として「他人と比較することを辞める」とも考えましたが、2025年の私の抱負は 「自分のペースで続ける」 です。
他人と自分を比較することを急にやめるのは難しいので、視点を少し変えて、自分のペースでやることを目標にしました。たとえば、「もっとルールを覚えないと!」「要領を良くしないと!」と焦ることで、さらに部活についていけなくなると思ったためです。しごできでやる気もある同期の全てを真似するのではなく、あくまでもやり方を参考程度にし、「これは自分にもできそうだな」と思ったことを、自分のペースで少しずつ取り組んでいきたいと思います。そして、自分にできることを増やしていき、頑張っている部活のみんなに少しでも貢献できれば嬉しいです。
最後になりますが、本年も引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。