理工学部建築学科の新3年、スナイプ級スキッパーの服部輝海と申します。
昨年は、OBOGの皆様をはじめ、父母会、大学関係者、保護者の皆様、そして貴学ヨット部を応援してくださる皆様に、大変お世話になりました。誠にありがとうございました。気づけば、ヨット部での活動も折り返し地点を迎え、春からは上級生として活動していくことになります。これまで以上に練習に励んでまいりたいと存じます。
今年度の私の抱負は「勝利」です。
2024年度の全日本インカレは総合9位、私たちスナイプチームは3年ぶりの出場となり、大変刺激的な一年となりました。積み重ねてきたものが実績として現れたことや、学年の垣根を越えた協力が、私たちを更なる高みへと導いてくれましたと感じております。
私たちの目指す全日本入賞は、非常に高い壁ではありますが、着実に近づいていると確信しております。シーズン中の関東学連大会やフリートレースでは、関東4強に並ぶ成績を収めることも多くありました。しかしながら、チャレンジャーとして挑んだ全日本インカレでは、勝利を目指す気持ちが他のチームに比べて劣っていたのではないかと感じております。大会後には、部員の顔に悔しさが見え、生半可な気持ちでは勝てないと、自分たちのチームを反省する様子が見受けられました。努力は、その分だけ報われ、同時に悔しさを感じることができるものだと考えております。このように感じることが出来たのは、それだけ競技に真剣に向き合うことができたからこそ得られたものであり、次に繋げるための大変大きな経験となりました。敗北を味わったあの日の感情を忘れずに、今年度、そしてこれからの明治大学ヨット部の発展のために、勝利を目指して邁進してまいります。
最後になりましたが、応援いただいている皆様に、全日本総合入賞という成績報告を胸を張ってお伝えできるよう、部員一同、精一杯努力してまいります。本年度も、我々明治大学体育会ヨット部へのご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。