新しい年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨年はたくさんのご支援・ご指導をして頂き、誠にありがとうございました。
大学に通い、海に出て練習をしていればあっという間に1年が終わってしまいました。
細かく分けて昨年を振り返りをさせて頂きます。
デビュー戦の1レース目、トップ争いをして、最後2下で抜かされたこと、一上を3度2位で回って意外と走れるのでは?と実力を過信してしまった3月。春インカレでも1上まではトップ争いができても、フリーで抜かされ前を走ることが出来なかった5月。1日大きなうねりの中風待ちでヨット7年目で初めて船酔いをし、風待ちの恐怖を感じた6月の関東個人戦。風が強い中帆走を始め、沈をしてレースセールを破いてしまった7月。全日本個人戦で実力不足を感じた9月。秋インカレでトップを走っていた時、高校の先輩に上突破されボートスピードの差に絶望した10月。4年生最後の全日本インカレで39度の発熱をし、実力を出せなかった11月。振り返ってみるとチームにはたくさんの迷惑をかけてしまい、個人の結果も中途半端に終わってしまった1年間だったと感じています。何のために頑張っているのか考えた時に自分の決めた目標を達成するために努力するのはもちろんですが、1番はこれまでお世話になった方々に最高の結果で恩返しをすることだと思います。今年一度もできなかったトップフィニッシュを来年の最初の目標に掲げ、春合宿の練習に取り組みます。
話は変わりますが、私は夏と冬の長期オフ期間に高校とジュニアの子を教えに霞ヶ浦と江ノ島に行きました。今まで先輩という立場でペアの後輩に教えることはありましたが、OBという立場でチーム全体をみながら指導するのは初めてでした。個々が持っている課題や苦手な部分が違い、考え方や知識にも差があるためどのように教えるのが良いのか、自分が持っている知識と経験をどのように言葉にして伝えるのか。そして全員がレベルアップするためにはどのような練習メニューが良いのか。コーチをしていく中で回数を重ねる毎にたくさんのことを考え、選手と共に私自身も成長することが出来ました。
選手としての活動と並行して高校やジュニアの子のサポートをすることはとても大切なことだと思います。指導者の活動は来年以降も継続していきたいです。
最後になりますが本年も引き続きご支援・ご指導の程よろしくお願い申し上げます。