活動再開の先行きが見えない状況でもどかしい日々が続いております。
二週目のブログのテーマは「私たちの課題」について書かせて頂きます。
語彙力には自信がないので温かい目で御一読ください。
先日インターハイ中止のニュースを目にした日、このまま”引退”という最悪のパターンを想像してとても不安な気持ちになりました。
しかし、私が不安になってもコロナは収束しません。活動再開の可否を決定する権利も私にはありません。自粛要請を解禁するかどうか、インカレを開催するかどうか、不安要素であるこの問題は私の課題ではないのです。
私たちの課題は『全日本インカレ総合入賞』を果たすことです。
部の活動から離れ一ヶ月以上経過しました。こんなに長い期間ヨットに乗らないことは今までありませんでした。私たちにとって『全日本インカレ入賞』は例年通りの練習日数を前提にした現状より高い目標設定です。この状況でこの目標でいいのかスナイプリーダーとして考える中で、これはむしろチャンスだと考えました。練習ができない環境は全員同じです。この自粛期間に『全日本インカレ総合入賞』という課題をどれだけ意識するかで活動再開後の流れは大きく変わってくると思います。各々が質や量は違えどヨットの知識を深めたり、トレーニングをしていると思います。その取り組みを「ヨットに乗れないから」「部活がないから」「先輩が言ったから」やるのではなく「全日本インカレ総合入賞を果たすためにやる!」と意識するだけで得られる成果は変わってくると思います。
高校性の頃、筋トレやランニングの合間に相手の前でマーク回航する自分や、表彰台で相手より高い場所にいる自分を頭の中で妄想していました。それをするだけでモチベーションが高まったり、思い描いていた通りにレース展開できた場面では自信に繋がりました。
成功シナリオを描くだけで取り組みやメンタルが変わり、得られる成果は良くなることを身をもって体感しました。なのでみんなにもヨットの妄想をお勧めします。
人の命より大切な夢はありません。今は自粛を徹底し、自分と大切な人の健康と安全を守ることが最優先です。それでも私は学生最後の挑戦として明治のヨット部で全日本インカレ総合入賞を成し得たいです。
一大学生として解決することのできない課題にネガティブになり本来の課題を見失うのではなく、活動再開の可能性を信じ『全日本インカレ総合入賞』の準備をすることが今自分にできることだと思います。
葉山の海でヨットに乗れる日を心待ちにしております。
池田樹理