2012年1月25日水曜日

海 その愛

本日のブログは、
商学部新四年 新主将 間宮正貴がお送りいたします。
今回の「海に関係すること」という広義なテーマにかこつけて、
取り留めのない文章になってしまい、締めもやや強引でしまっていませんが、どうか最後までお付き合いください。


「海 その愛」


いきなりで、唐突すぎて、申し訳ない限りですが。
最初に結論から述べさせて頂くと、タイトルの通りです。
私、間宮正貴は若大将こと加山雄三さんにあこがれています。
平成生まれのくせに、両親の影響で小学生のころから若大将シリーズを観て育ったからです。
シリーズを通じて、主人公の若大将こと田沼雄一はスポーツ万能で、仲間からの人望も篤く、おまけにモテる。
つまるところ、この幼少からの教育(というかすり込み?誘導?)により、理想の男が若大将となったわけです。


話は飛んで、
ヨットという競技は日本でこそマイナースポーツで、競技人口も少ないですが、
少ないからこそ、業界が狭いからこそ、
文字通り日本全国津々浦々、老若男女、ビギナからベテランまで多くの「ヨット仲間」と知り合うことができます。
そんなヨット仲間たちは決まってシーズン、週末にもなると、江ノ島や葉山なんかに集結します。
行きつけの飲み屋さながら「あそこに行けば、誰かしら知り合いがいる」みたいな感覚でしょうか。


しかも、共通して彼らは、
「久しぶり。」
「ご無沙汰してます。」
「今日の天気(というか主に風!)は。。。だねー。」
なんて、いかにもコミュニケーションを円滑に進めるためのような会話を素で始めてしまうものだから、
その話も弾んでいき、仕舞にはこれまで何人かの部員がブログで書いていたように
「あのときは!風がすごくて、波もすごくて!。。。(以下略)」
なんて武勇伝がしばしば続くものだから、本当にみんなヨットが大好きです。


そして何より、大学を卒業しても、30、40才を過ぎてもヨットを続けている人が多いため
世代の違う先輩方や、高校の恩師なんかとガチンコで勝負したり、一緒にチームを組んだりできます。
また、他にも観戦するだけでなく、自らレースを運営したりという現役とは違ったかたちでも、
この競技に携わり、楽しむことがる素晴らしい競技です。


話は戻って。
若大将シリーズの中で、私の一番のお気に入りは「ハワイの若大将」です。
理由は単純で、海が、ヨットが作中に何度も出てくるからです。
おまけにこの作品では若大将は大学ヨット部のキャプテンを務めていますから、
私自身を照らし合わせたりしないわけがありません。
本当にこの若大将にはあこがれます。


しかし、これでは単に「若大将」が好きなだけで、加山雄三さんご自身が好きとは言い切れません。
なので、その理由をご説明させて頂くと、
この若大将を演じていらした加山雄三さんは、プライベートでも海を愛している方で、


古希を過ぎた今でもご自分のボートに乗り、海で遊んでいる方だからです。
まさに、生涯現役。
海の男の鑑です。
つまりは、いま現在の生き様も含めた若大将=加山雄三さんにあこがれているんです。


だからこれから私も若大将のように、加山雄三さんのように海を愛し、
生涯、このヨットという競技に携わっていくことで、かっこいい海の男になりたいと思います。


写真は両親が撮ってくれた、昨年の江ノ島全日本のものです。
いつもわざわざレース観戦に来てくれます。この両親あっての息子です。


2012年1月23日月曜日

ある日の海


こんばんは。

新4年の高橋舞です。


みんながブログを更新していて、様々思うことがあったんだなと感じています。

高校一年生の冬。はじめて自然の恐ろしさを感じたときの話です。

ある日の練習。
急に雷と突風がくるから帰れと指示がありました。こんな風がないのに本当に風が上がってきて雷がくるとは思えなかったからです。
でも、空はみるみる曇っていき雷とともに突風が襲って来たのです。
急いでハーバーに向かっても、風は一瞬で上がり、見渡せば、私以外の艇はチンしてひっくりかえっていました。
本当にびっくりしましたが、本当に一瞬のことでした。その時、海は私が思ってたものとは違って、常に穏やかできれいな海ではなく、時には危険も伴っているのだとその時強く感じました。
だからこそ、周りの指示や自分の適切な判断は大切です。
今までの経験は決して無駄なものではなく、このように、みんなが様々な経験をしたことで、安全という事にしっかり向き合うことができると感じました。

今年は例年より寒いという話をよく聞きます。寒さに負けず頑張りましょう!

この写真は森戸の浜で撮ったものです。夕日がとても綺麗でした。


祈願

新4年の山口紗生です。


年が明けてからすぐに新4年3人で初詣に行きました。
今、仲悪いんじゃないの?と思った人…本当は私たち3人仲良しなんですって!!

部員全員で行けたらと思っていたのですが、帰省している人や家族とお正月を過ごしている人も多く
集まれる人が少なかったので、私たち3人が代表して安全祈願と必勝祈願をしてきました。
場所はヨット競技で使われているZ旗が奉られている東郷神社へ行きました。
多くの部員が書いているようにヨットは特に安全に気を使わなくてはいけないスポーツです。
自分たちが安全に気を付けることはもちろんですが、海の神様に安全祈願をすることも大切だと私は思います。
また自分のところにブローが来ますように。このレースでいい結果が出せますようにと
神様に祈ることも私はあります。

安全も必勝も、1番大切なのは自分たちが何をするかということですが、
それだけでは語れない運もあると思います。
しかし運だから、それでだめなら諦めるしかないの?というのは違うと思います。
運を味方にするくらい努力をして、運が味方してくれるように神様にお祈りするんです。

風がまったくない静かな海だったり、大荒れの海だったり、夕日でキラキラしている海だったり、
そんないろいろな表情の海を見ていると神様はいると信じずにはいられません。

神様が明治の味方になってくれますように。
良い行いをします。





キックオフのご案内

新4年副将の山口紗生です。


キックオフのご案内です。

日程 2月7日火曜日
時間 19時から
場所 体育記念室3階


代が変わり、新たにスタートするための最初のミーティングです。
私たちがこれからの1年どのような目標を持ち、どのように行動していくのかを表明します。
ぜひ多くの方々に来ていただきたいと思いますのでご参加宜しくお願い致します。


人数を把握したいので、参加していただけるOBの方々はご連絡ください。
副将 山口紗生
bibidi-babidi-boo-@docomo.ne.jp

2012年1月21日土曜日

sail Hello!


こんにちは!

本日のブログは理工学部情報科学科新三年福永和裕が担当させていただきます。
今日はヨットと社会に通じる挨拶について自分の思っていることを書こうと思います。
自分はこの明治大学ヨット部にはいってからさまざまなことを経験しました。その経験の中でもやはり社会に通じている部分はとても多いと思います。いや、むしろ通じていないことがないと思います。
ごく当たり前のことですが、例えばきちんと大きな声で挨拶をすること。このことは自分は高校までずっとサッカー部に所属していたので、出来ていると思いましたが、大学に入ってから改めてその重要さを再認識しました。挨拶ができないということは人の信頼を得ることができないと思っています。これからあと一年で自分は就活が始まります。就活していく上で面接などが増えていくと思います。やはり重要なのは第一印象。身なりをただすことは当然ですが、一番始めにおおきな声で挨拶をすれば、相手方の気分もよくなり自分の印象にも好感をもってくれると思います。そう言った意味で大事であり、ヨットにも通じています。今年の目標の一つとして、まず自分から挨拶していき、同期全体で、そして部内、ヨット界に通づる人達へと派生していくこととしています。そうすれば部活ではより活性化し、メンタル面も好調にキープできると思うので、練習も効率の良い練習ができるようになり、より一致団結したチームになると思います。一方でヨット界に通づる人達と簡略して言いましたが、これも非常に大事です。自分たちがヨットできるのはその人たちのおかげということを忘れて
はいけません。特に葉山に練習場所を移す時はやはり地元の住民に協力してもらって、練習ができています。なのでありがとうという感謝の意味をこめて挨拶をすることはもはや義務、果たすべく責任と言っても過言ではないと思います。きちんといま言ったことを思いつつ、二月から始まる合宿にむけてこれからもがんばっていこうと思います。
写真は夜の八景島です。あまりにもきれいな夜景であったのでつい見とれて、写真をとりました。

2012年1月20日金曜日

海の楽しさ

こんにちは
本日のブログを担当します、経営学部会計学科新3年森 雄馬です。
今日は海の楽しさについて話したいと思います。
自分が海と触れ合うことになったのは、中学の時学校で釣りが流行しました、野球部に所属していた私は練習後毎日のように友達と釣りに行っていました。一日休みの時は朝6時に起きて釣りに出かけることもありました。釣りの快感は大物が釣れた時で、友達と大喜びしたのを今でも覚えています。
海が好きというのもあり高校ではヨット部に入りました。自分にとってヨットにおける快感は上マークを上位で回航して後ろを振り返った時にスピンが花のように綺麗に上がっていることを見ることでした。特に大きな大会などで、上位で回れた時は本当にヨットをしていてよかったと思います。
今年はこの光景を多く見れるように努力していきたいと思います。
 写真はインカレが行われる森戸海岸です。リアカー風情をかもし出しています。

2012年1月19日木曜日

海の経験

こんにちは。
新三年、成田有沙です。
今日は、海で経験した怖かった事を書きます。
小学生のときのはなしです。
まずひとつめは、いつもより少し波の高い日に森戸海岸でボディーボードをしていた時に失敗して、ボードごと前から砂に突き刺さり、波にのまれて何回転もしたことです。
たった何秒かの事であるにもかかわらず、波にのまれているあいだは溺れてパニックになり、死ぬかと思いました。
ふたつめは、OPというヨットの全日本で蒲郡にいったときに、上マーク回航後に沈をしたときにメインシートが足に絡まっていて、またパニックになり、溺れそうになったことです。
たくさんの経験から、海で沈したり、溺れそうになったり、なにか起こった時には、焦らず冷静になることが大事だということを学びました。

また、海にでるときは、前日からしっかり天気予報をみて、天気、風、気温など、どう変化するのかを全員が把握しておくことが大事です。


二月からの練習はとても寒いので、体調をととのえ、寒さに負けず、頑張ります。





写真は、八景島合宿所の明治大学の艇庫です。艇庫の中には、毎回ぎゅうぎゅうにヨットがしまわれます。

2012年1月18日水曜日

安全ということ

本日は新三年理工学部建築学科の多田真帆がブログを書かせていただきます。

自分は今年で、ヨットに乗り始めて13年目になります。
今までには怖い思いをしたこともあります。
具体的には、まだ乗り始めて1年たたない時期に練習で沈してしまい、起こせないままテトラポッドに船を乗せてしまったことです。
自分は沈して、すぐにレスキューに救助されましたが・・・。

気を抜くと何が起きるかわからないのがヨットだと思います。
自然は刻一刻と変わっていくの・・・


 だからこそ、自分やチームの安全についてはよく意識していなければなりません。


どんな状況においても、必ず無事に帰る・・・・ということが1番大事なのではないか?とも思います。

自然を相手に闘っていくヨットというスポーツを楽しんでいく上で、
今まで書いてきたことを常に意識して、活動に取り組みたいと思います!


写真は葉山での470の練習風景です。

2012年1月17日火曜日

こんにちは!
商学部商学科
新三年の横田貴大です!

今回は海のことに関してのブログを書きたいと思います!
自分は湘南に住んでいて、海にはすごく近いです!
遊びと言ったら、海みたいな感じです!自分の親がサーフィンをやっていてよく連れて行ってもらいました!

小学二年生になり、ヨットという競技をして、初めて沖に出ました。
そこは海岸と違い、静けさと、自然に溢れていました!
その雰囲気は今でも忘れません。
唯一心が落ち着く場所でした。
海はいろいろな表情を見せます。強風の時、微風の時、台風の時、無風の時、いろんな表情を見て来ました!
そのどれもがすばらしく、自然の脅威、自然の素晴らしさを知りました。
今日自然と、こんなに触れ合うスポーツは少ないです。ヨットというスポーツは本当に素晴らしいスポーツだとおもいます。
どんなスポーツよりも難しいスポーツだと思います!
そんなスポーツにめぐり会えたからこそ、いままで続けられたのだと思います!
皆さんも是非自然と触れ合ってみてください!











2012年1月16日月曜日

新鮮な感覚

あけましておめでとうございます!
本日のブログは新3年の上井智大が担当いたします。


2012年が始まってからもう1月も中旬となり、徐々に大学の試験が始まってきます。
勉強がんばるぞーー!!
みんなしっかり単位取るように!笑

新1年生のみなさん、昨日でセンター試験が終わりましたが、これから私立の試験が始まりますね!

がんばってください!!




明治大学ヨット部は、試験が終われば合宿がすぐさま始まります!
2月になれば、毎日海が身近な存在となります。


自分は小さな頃から毎年山口にある親の実家に行き、一年に一回は必ず海に行っていました。
高い所から海に飛び込んだり、砂浜でビーチボールで遊んだり…

でもこのとき海は、ときどき行って気持ちをリフレッシュさせるためのものでした。

特に、東京に住んでいると海に接する機会なんてなかなかなくて、でもそれだからこそ、明治大学に入学し、初めてヨット部の新歓に行ったときはすごく興奮しました!


青い海がいつでも目の前にあり、風が気持ち良くて、ヨット部の環境の全てが新鮮だったことを、今でも昨日のことのように覚えています。

そしてヨット部に入部し、今では海がとても身近な存在です!
不思議な感覚ですが、現在、海は、自分のことを成長させてくれる場です。
苦しいことも楽しいことも、全て海の上につまっています。


海は、特に沖の方は危険というイメージをお持ちの方は多いかと思います。
しかし、それ以上にたくさんの素晴らしい面があり、魅力があります。

毎日、毎時間、毎秒と景色は変わり、いつでも違った表情を見せてくれます。

私たちヨット部員は、日々、そんな海の魅力的な部分を目の当たりにし、練習を行い、合宿生活を送っています。


また、ヨットレースを行う上では、それらの海の表情を的確に読み取らなければなりません。
これができるかどうかが順位に大きく関わってきます。
それがヨットの難しいところであり、やりがいがあっておもしろい面でもあります。


自分は大学からヨットを始め、まだまだ海に起こる細かな変化に気づけないことばかりですが、これからも海に向き合って行きたいと思います!

そして、海の良い面も危険な面もくみ取って、それを教訓にして、前に進んで行きます!

そうすることで、創部以来一度も海難事故が起こっていないという明治大学ヨット部の伝統を受け継いでいきます。



明治大学に入学する新1年生のみなさん!
ヨットという普通では馴染みがないようなマリンスポーツを新たに始めてみてはどうでしょうか?!

どんな人でも、少しでも興味を持ってくれた人であれば、歓迎しますよ!


さて、写真です!
練習後などに海から見えるキレイな風景の写真は他の部員がたくさん載せているので、自分は昨年11月に江ノ島で行われました全日本インカレのレース中の様子を載せます。
手前から2番目のヨットが明治大学です。

他大学と抜きつ抜かれつを繰り返すとてもスリリングな場面です!

2012年1月15日日曜日

天敵


こんにちは 新二年最後のブログを担当いたします久島周(ひさじま あまね)です。

海での経験ということで
僕には海に天敵がいます。それはクラゲです。ヤツはとてつもないく気持ち悪い存在です。僕を見つけは、くるぶし辺りをターゲットに刺しにくる。あまり現役部員とはこの話しをしていなかったのですが、僕は高確率でクラゲにやられます。
一番すごかったのが、スナイプという船は速く走るためにハイクアウトという上半身を船外に出すという行為があります。その際、上半身は海面すれすれの状態にあります。そのとき 海面下にクラゲが現れました。でも、ハイクアウトをやめることはできないので、何事もないように祈りながら練習してました。

クラゲに刺されたとき、ムヒαEXが効きます。何度か助けられた記憶があります。でも、症状は個人差がありますので心配な方は病院で見てもらったほうがいいですね。夏の海水浴シーズンにはクラゲに注意して楽しんでください。




写真は船舶免許の試験会場だった逗子マリーナから撮りました。画像が汚いですが真ん中に見えるのが江の島で、天気が良いとその奥に富士山が見えます。




2012年1月14日土曜日

on the sea

こんにちは。

先日成人式を迎え新たに成人の仲間入りをした新2年の山出宗輝が、本日のブログを担当させて頂きます。



さて、明治大学では後期試験が本格的に始まろうとし、そろそろキャンパスには緊張感が漂いはじめてきたこの頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。



今回のブログは、先日の船舶免許試験で勉強した海上のルールについて、考えてみました。海上は、陸上とは違い、当然道路や信号は存在しません。しかし、船舶にも車と同様に交通ルールが存在します。



代表的な例は、船(動力船)同士が海上で正面から行き会いになった場合は、基本的に自船は相手の船が左舷側に見えるようにして進路を右に転じなければなりません。



などなど、船舶ルールは他にもまだまだたくさんあり、覚えるだけでも精一杯です。しかし、海に携わる人間として当然海でのルールは守らなければなりません。それが、シーマンシップだと思います。



この伝統ある明治大学体育会ヨット部には、創部以来現在に至って一度も海難事故がありません。私たちは、今後もこれまでの多くの先輩方の意志を引き継ぎ、「安全」を守っていかなければなりません。後輩が入部してきた時は、この海での「安全」をまず伝えていきたいと考えております。



最後になりましたが、本年も明大ヨット部の一員として、全日本インカレ優勝という目標に向かって日々精進していきたいと思います。どうぞ、宜しくお願い致します。





写真は、昨年の江ノ島夏合宿でのバースにて、白雲(ゴムボート)を上架している時のものです。ピカピカに輝いていますね。自分が洗浄致しました。

2012年1月13日金曜日

自然の中でのスポーツ、ヨット

こんにちは。本日のブログは新2年八鍬友里が担当させていただきます。

冬合宿が始まるまであと2週間と少しとなって参りました。まだ経験したことのない冬の海での合宿に向けて、多少ドキドキしながらも、合宿に向けてモチベーションを高め、知識をためています。

さて、私は明治大学農学部農学科に在籍しています。ではなぜ農学部なのに「海」なのでしょうか。それは小さい頃の経験から自然が大好きだからです。


親に連れられ、山、川、畑はもちろん、海にもよく遊びに行きました。海水浴や、潮干狩り、時には地域自治体主催の地引き網に参加し、取れた魚を家に持ち帰り食べたりもしました。

しかし、その時の海はいずれも波打ち際で見る近くて遠い存在でした。



ヨット部に所属し、今では海の上から海を見るようになりました。最初はとても新鮮だったし、今でも新しい発見があります。


子供のころと今と変わらないことが、1つあります。それは、自然に遊ばせてもらっているという気持ちです。

風を読んだり、波や潮の影響を考えたりするのは簡単なことではありません。しかし、そこが醍醐味でもあります。

一回一回の練習を楽しみ、日々成長していきたいです。



写真は、8月に行われた関東個人選手権大会での470の様子です。

2012年1月12日木曜日

試験がはじまりました

こんにちは、新2年船橋咲子です。


正月明けでぼんやりしていたら、明治大学では遂に今日から試験が始まってしまいました。
校舎では試験勉強をする人の姿が、図書館や食堂、ラウンジなどあらゆる所で見られます。

ですがそれ以上にわたしが今気になっているのは、おとといあたりから中央校舎前にある、センター試験の教室案内の看板です。
今週末の試験に向けて、準備が始まっています。

自分も去年センター試験を受けましたが、今では本当に遠い昔のように感じられます。
受験・震災・進路決定…、大学生活が始まるまでいろいろなことがありました。
大変でしたが、人として成長できた貴重な期間だったと思います。

2日間、受験生の皆さんが万全の状態で試験に臨み、ベストを尽くせるよう、心から祈っています。




さて、海です。
印象に残っていることは、海と言っても変幻自在でいつも同じではないことです。

自然のものなので、ずっと同じ状態であるはずがないですが、それでも「ぁ、さっきとなにかが違う。変わった。」と気付けるとなんだか感動します。

入部当初はいつどこで見ても、海と言ったら青で、どれもおんなじに思っていました。
ですが、ずっと見ていると、ふと波の形の変化などに気がつけたりします。

そうは言っても、正直まだまだわからないことだらけです。

これからはもっと神経を研ぎ澄まして、五感を使って、あと勉強もして、海上での変化に繊細に気付けるように頑張ります。




写真は森戸海岸で撮った海です。
この日は風が弱く波もなく、とっても穏やかな日でした。
その前日は波が高く荒れていたので、急な変化にびっくりした思いがあります。

2012年1月11日水曜日

日本海の冬

こんにちは、石川県立羽咋工業高校出身、新2年生の藤原天紀です。
今回のテーマは、「ヨットで経験した危険なこと」です。自分が高校時代に経験したことを書かせて頂きます。
冬の日本海でのヨットは、強風・雪・瓢が容赦なく吹き付ける環境でヨットを操る過酷な競技です。
そんな環境で出艇した時のことです。
自分の艇と一緒に出たはずの一艇が、いつの間にか沈して見えなくなりました。もちろん救助艇も一緒にいたのですが、クルーともども見失ってしまいました。海面はうねりが高くて一生懸命見ても、見にくく探しづらい状態でした。必死の捜索でヨットとクルーを発見し事なきを得ましたが、「もしあの時探せなかったらどうなっていただろう。」「もし自分がそんな状態になったら落ち着いて行動できるだろうか。」等、今考えても震えが止まりません。もちろん怖い経験だけではありません。そんな怖い経験をしてもヨットが好きな気持ちは変わらない、何より素晴らしい仲間がたくさんいる、とても魅力的なスポーツです。
これから、私たちが海と付き合っていくためには、どんな海でも常に安全を意識し謙虚な気持ちで海に向かってこそ、本当に強い魅力的なヨットマンになれるのではないかと考えます。

2012年1月10日火曜日

海の思い出

明けましておめでとうございます。

昨日、無事成人式を終え、晴れて成人となった新2年生の羽鳥康平です。

今年は成人らしく、去年よりも自分の行動にきちんと責任をもって練習に望むつもりです。

さて、海での経験です。
毎度書かせていただいているのですが、私がヨットに巡り合えたのは父親のおかげです。
小さい頃から〈シーラカンス〉という名のクルーザーに乗せてもらい、バウの広いスペースで大の字になって航海中は昼寝をし、起きたら真っ黒に日焼け!というのが自分の中で毎夏の恒例になっていました。
他にも、徐々に浸水するゴムボートで石廊崎の湾内を回ったり、一晩で50以上の小魚を釣ったり、妻良(めら)の沖で停泊して泳いだ後に海上でスパゲティを食べたり、船の中で夜を過ごしたり、船の上から海底で泳ぐサメを見下ろしたり、垂らしで釣ったシイラを食べたり、BBQをしたり、揺れが強くて耐えきれずに吐いてしまったり
とにかく〈シーラカンス〉には色々なことを経験させて頂きました。

父親にも、父親の仲間の方々にも散々やりたい放題させていただき迷惑をかけてしまったので、次回、御一緒させていただける機会があればヨット部で培った知識を生かしつつ全力でお手伝いして、ラクをさせてあげたいと思っております。







写真は5年くらい昔のもので、レーダーリフレクターをスプレッダーの上に取り付けているところです。

レーダーリフレクターは、他船に自分の存在を伝えることが可能となるので、大変重要な物です。

写真では伝わりにくいですが、係留しているとはいえ、海に浮かぶ船のマストの上に立つのは相当怖く、この時も足の震えが止まらなかったです。

入部当初はヨット部ではマストにこれをつけないことを知って、ホッとしたものです。


2012年1月9日月曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
新二年の成田健人です。
今年もよろしくお願いします。
ヨットに乗れるまであと一か月、非常に待ち遠しいです。

今回は海での体験がテーマということで、夏休みに470に乗っていた時のことを書こうと思います。
自分はクルーのポジションをやらせていただいてるのですが、470のクルーは強風時に体にフックを引っかけてヨットの外に体を飛び出す、トラッピーズという動作があります。
艇の縁に足をつき、全身を完全に艇外に出してバランスを取るのです。見晴らしもいいですし、風を全身で感じられ気持ちがいいです。
そんな楽しいトラピーズですが、ある時フックがしっかりかかっておらず、トラッピーズ中に突然外れてしまうミスをしてしまいました。遠くの島を眺めていたのですが、突如景色が島から青い海に切り替わりました。突然のことで何が起きたかわからずびっくりしていたのですが、ライフジャケットを着ていたのですぐ浮いてきました。ちょっと海水を飲んでしまいましたが、ライフジャケットに助けられました。
ライフジャケットは大切ですね。







写真は、森戸海岸です。
海はやっぱり景色がいいです。
これもヨット部の大きな魅力だと思います。

大学に入ったら、是非、是非ヨット部を見学しに来て下さい!!

2012年1月8日日曜日

海での経験

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
新二年、黒沢幸太郎が本日のブログを担当いたします。

年明けから今日で一週間が経ちました。本当に早いものです。3年後の大学卒業もあっという間に来てしまうのだろうと思うと一日一日を大切に過ごさなければと感じます。


今回は、自分が海で経験して怖かったことについて書きたいと思います。

夏に同じく新二年の大下が「沈」について記事にしていましたが自分もこれについて書きます。海で怖かったことを問われると「沈」が頭に浮かびます。夏の練習中に初めて自分の乗っている舟が海上でひっくり返ってしまったときは頭が真っ白になりました。ヨット部にはいるまでほとんど海にふれていなかった自分にとっては海に放り出されるのは恐怖そのものでした。あたふたしている自分とは対照的に冷静に転覆した舟を元に戻す先輩の姿は本当に格好良かったのをしっかりと覚えています。「沈」はしっかりと手順を踏んで冷静に対処すれば僕のように必要以上に怖がることはありません。(ヨット部に興味がある受験生の方々、自分も対処できたので心配しないで下さい。)

知識や経験をたくわえて海上で起こる様々なトラブルに対処できるセーラーになれるよう、頑張ります。

本年もよろしくお願い致します。






写真は八景島の合宿所からとったものです。素晴らしい環境で合宿ができるのもOB.OGの方々、関係者の方々のおかげです。一生懸命練習して恩返しが出来ればと思います。




2012年1月7日土曜日

2012年

明けましておめでとうございます。
新2年の叶です。
今日は僕がブログを書かせていただきます。



僕は、海が大好きな親の影響で海を好きになりました。
小さい頃は、よく海水浴や潮干狩りに連れてってもらい、「服を濡らしちゃ駄目よ」と注意されているにも関わらず海に飛び込み、両親を困らせました。

砂浜に落ちている貝やカニ、打ち上げられた流木などを見て、「どこからきたのかなぁ」とよく考えを巡らしてニヤニヤしていました。


海を見るとなんだかわくわくしてきて、どんな悩みも小さくて下らないことに感じます。

いままでヨットの練習で海のことを来る日も来る日も見てきましたが、

一度としてわくわくしなかった日はありません。

風が強かったり、澄みきった青色であったり、曇天で暗かったり、夕日で真っ赤に染まったり。

一日として同じ顔を持たないこの水たまりは、不思議と人を惹き付けます。
そして僕も大好きです。


ヨットは、海と会話をし、仲良くならなければうまくなることのできない不思議なスポーツです。
ぼくはまだ彼のことを少しも理解できてはいませんが、つかみどころのない彼のことをもっと好きになれるように、もっと親しくなれるように、向き合っていきたいと思ってます。



写真は、江ノ島に行くための橋から撮った夕日です。
奥に見えるのは分かりづらいですが、富士山です。
これを見ているヨットに興味のある明治を志望している高校生のあなた。

一緒にヨットをやりませんか?
他のスポーツでは得られない経験ができますよ。約束します。



2012年1月6日金曜日

2012

あけましておめでとうございます。
新2年の大下酬人です。
今年もどうぞよろしくお願い致します。


私にとって昨年は激動の一年でした。
昨年の今頃なにをしていたんだろうと考え振り返ると、
付属の高校だったので入学は決まり友達と遊んだりしながらも、入学後の期待と不安でフワフワしていた気がします。
それが今や明治大学のヨット部員です。
人生なにが起こるかわかりませんね。
昨年に後悔はありません。
今年も後悔のないよう全力でいきます。


さて、海に関することに話題を移したいとおもいます。

まず、皆さんはヨットについてどのくらいご存知でしょうか?
私はヨット部に入ってから
ヨットってなに?ボートとは違うの?
ということをよく聞かれるようになりました。
もちろん、ヨットとボートは競技が違います。
ボートは漕いで動きますが、ヨットは風を受けて動きます。
よって、風を読むことがとても重要になるのです。

私もまたまだ勉強中ですが、海で風は見ようとすれば見れるんです。
この感覚は本当に楽しいので、是非ヨットに乗った事のない皆さんにも経験してもらいたいです!




右の写真の彼は同期の成田健人です。同じ艇種のクルー同士で、日々切磋琢磨してます!

2012年1月5日木曜日

特等席

明けましておめでとうございます。
時が過ぎるのは早くも2012年になってしまいましたね。

2日3日と駅伝をやっていましたが、同じ体育会の仲間が頑張ってる姿を見て、ヨットに乗りたくなってそわそわしてしまいました。


遅れてしまいましたが、今回のブログは 新2年統制をやらせていただいてる 鈴木将平が担当します。



今回のブログのテーマは海に関して経験したことです。


突然ですが自分は物心つく前から葉山に住んでいます。そして何より海が好きでしたし、あって当たり前のような存在です。

その海でスポーツできてることは楽しいですし幸せです。


ただ自分の場合、海はスポーツやったり遊んだりするだけではなく、一人で落ち着く第2の家みたいなものでもあります。

中学生や高校生時代だけでなく今でも、イライラしたり、何か物思いにふける時も自然と家の近くの森戸神社裏の海にいます。

実はこの森戸神社の裏から見える夕景は、
「かながわの景勝50選」に選ばれている場所で、
よくカメラマンもいるんです。


普段大学に通う時は遠いですし不便な町ですが、
見直してみると意外にいい町なのかもしれないですね。
できれば老後に住みたいですけど。。。


そんな海や町をいつまでも綺麗に保ったり、その良さを伝えるのは今後の自分達の使命と言っても過言ではないのでしょう。
これからも海が好きな人が増えていったら幸いです。



みなさんも海だけに限らず『自分だけの特等席』というものをつくってみると面白いのではないでしょうか。





写真はその森戸神社裏の海外から撮った夕日です。
中学生の時に撮ってからずっとお気に入りの一枚です。