2020年3月21日土曜日

ブログリレーPart27 久保田佳祐

こんにちは、今年度主務・470クルーを務めております法学部法律学科新4年の久保田佳祐です。

日頃よりOBOGの皆様をはじめとして、保護者の皆様、関係者の皆様から多大なるご支援、ご声援を頂きこの場をお借りして深くお礼申し上げます。


自分のヨット部における存在意義とは。そもそも組織とは(もちろんこの先就職するであろう企業においても例外なく)誰かがいなければ成り立たないなんてことがあってはなりません。私たちの部も小倉主将が抜けてどうなってしまうんだろうといった不安はありましたが、それでも前へ進んで行きました。ではそうしたときに自分の存在意義とはなんなのでしょうか。自分が例えいなくても成り立つこの部活動において自分の存在意義とは。

「意義」という言葉は「自分が存在する前と後で部がどのように変わったか」と私は考えています。ではどのように3年間行動してきたか。470軽風クルーという今までなかったポジションを確立すること。選手が主務をやること、それを今まで以上の業務範囲でやること。後輩と特にコミュニケーションを取ること。最上級生としてチームの係やルールを考えること。これらはどれも誰でもできることです。しかし、誰でもできることひとつひとつの積み重ねがこそが私という人間になっているのではないかと思います。それがヨット部における私の存在意義なのではないかと考えています。そしてこれらが部を少しずつ成長させていくと信じています。


ランチャーアップだ土方歳三と言ってすべった1年生の六大学戦。そんな出来事も遠い昔。気づけばあっという間に4年生になってしまったなと思っております。

選手として最も印象に残っているのは3年生の時の春インカレです。予選ではありましたが初めて2回のトップホーンを鳴らしたこと。決勝も一定の成績を残して結果に貢献できたこと。(武井的には違うらしいです。)レースとは別に夜の2時までマストのセッティングを出していたのも全部思い出です。一方で順位を落としてしまったこともありましたし、動作なんて全く未熟なものでした。しかし2年生の春インカレからの成長を感じることができたのも嬉しかったです。

サポートとして最も印象に残っているのは全個です。私は京都大学のレスキューに乗せていただきました。そこでは今までの明治では考えられないような風や潮の情報収集、レスキューのサポート体制を目の当たりにしました。しかしそれ以上に「全員で喜び合えるチーム」であると私は感じました。個選でありつつも勝利を分かち合う姿に本当に感動しました。

今自分が最上級生になって改めて感じているのは「勝ちたい」という思いです。昨年度達成した全日本総合入賞を自分たちの代で、自分たちの手で達成したいという思いだけです。残り8ヶ月最高のチームを作り上げます。最後の西宮までご声援のほどよろしくお願いいたします。




次回は470スキッパーからゴムボート、トラックまでなんでも運転できちゃう最強マネージャーの江口直輝です!常に一生懸命、好きなものに全力投球な彼の部活に対する思いをぜひご覧ください。