2021年5月21日金曜日

全個への最後の挑戦

  こんにちは、農学部食料環境政策学科4年の古野翔です。本日は関東学生ヨット個人選手権を今週の土曜日に控えているスナイプチームの直前練習と艇の整備、大会への備品の用意や確認を行いました。

直前練習では大会に出場する4艇が本番のレースで使用するセールセットを使い、セールのシェイプやスピードのチェック、スタートの練習を行いました。私たちの艇は本日の海面が北風の微風が吹くフラットウォーターであったことから、ランニングとクローズで他艇に比べていかにスピードを維持しながら角度を稼ぐことができるかということを意識して練習しました。

また、スタート練習では先日の江ノ島スナイプの際に見た吉田愛選手のスタート動作の再現、如何に上の艇とのルームを潰していくかということに注力しました。

整備と備品準備は明日の天候が荒れることから本日中に整備を全てやり切るということを目標に、各艇が大会で最大限の力を発揮できるよう整備を進めました。


私は今回の大会が全個へ挑戦できる最後の機会です。一年生時にいつか出ると夢見た全個への挑戦はこの大会が終わればもう一生することはできません。もし神様がいるのであれば、もう彼には私が全日本へと出場することができるのかを知っており、私に対して結果という形で宿命を与えてくるかもしれません。ですが、この宿命に対して私は言い訳をしたくありません。なので、人生を振り返った際、この宿命に対して悔いが残らぬよう全力で挑みたいと思います。そして、今後の明治大学がずっと強いままいられるよう今後部を引っ張っていく存在となる後輩の佐藤を全国へ連れていきたいと思います。


明日は強風予報となっており、海上練習ができない可能性があります。その際には合宿所の清掃などでできる限りの徳を積むことで大会の結果を少しでもあげる努力をしていきたいと思います。