2019年11月15日金曜日

4年生引退ブログ⑤

今年度、副将を務めさせていただきました、理工学部物理学科4年の横井駿です。
日頃より駿台セーリングクラブの皆様をはじめ、保護者、関係者の皆様には多大なるご支援を賜わり、この場をお借りして感謝申し上げます。

ヨット部引退ブログを書くにあたり、チームのことや同期のことを書こうとも思いましたが、私自身がヨット部で学んだことの中で、最も今後の人生の糧になることをこの場をお借りして書かせていただきます。

入部した頃には長いと感じていた4年間があっという間に終わり、ついに引退を迎えました。私がヨット部の一員として過ごした時間を一言で表すと"忍耐"です。どんなに練習しても、なかなか実力が上がらなく苦しい時期もありました。チームを上手くまとめようと思っても失敗したり、全日本インカレに3年連続で出場出来なかったりもしました。何度も心が折れて、退部を考えたこともありました。しかし、日頃から応援してくれた両親、頼れる先輩方や同期、後輩達の支えもあり最後までやりきることができました。そして、最後には2年前に立てた目標である全日本インカレ総合入賞を達成しました。これは4年間で様々な挫折や敗北を経験し、耐え忍ぶことができたから、結果がついてきたと感じています。
”楽あれば苦あり、苦あれば楽あり”と言いますが、ヨット部で過ごした4年間はまさにその通りでした。苦しい時期に途中で逃げ出していたら、きっと後悔していました。苦しい時期も諦めず、耐え忍び、努力を続けていけば必ず結果はついてくる。そのことを4年間を通じて学ぶことができました。
ヨット部引退を機に人生における一つのステージが終わったように感じております。今後は大学院進学・研究留学などこれまでとは異なる新たなステージに挑戦する予定です。これからも様々な苦難があると思いますが、ヨット部で培った”忍耐”で乗り越え、次の目標も達成していきます。

最後に、これまで4年間ご声援いただいた、両親、保護者の方々、監督、コーチ、OB、OG、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。今後は応援していただく側から、応援する側に変わります。皆様とヨット部をより一層盛り上げていけたらと考えております。今後とも変わらぬご支援・ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願い致します。4年間ご声援いただき、本当にありがとうございました。

理工学部 物理学科 4年 横井 駿