2020年11月3日火曜日

全日本遠征最終日

こんにちは、法学部法律学科3年マネージャーの井上和奏です。


私たち明治大学は、1028日から全日本学生ヨット選手権大会に向けて和歌山県海南市へ遠征し、111日から本日にかけて今年度最後のインカレレースに参加しました。

結果と致しましては、明治大学は4708位、スナイプ級16位、総合が9位といった最終成績を納め、集大成を迎えた3日間のレースは幕を閉じました。


最初に、OBOGの皆様、保護者の方々、応援してくださった皆様に御礼の方申し上げさせていただきます。1年間、ご支援やご声援いただき誠にありがとうございました。

今年はコロナウイルスの影響で十分に活動が望めない状況下で、無事に全日本インカレまで対策を練りながら活動をすることができたのも、学生だけでは不可能なことであったであろうと考えております。


2020年明治大学ヨット部は、「全日本インカレ総合入賞」、そして「NEVER STOP  SAILING」といったスローガンを掲げて活動を邁進しておりました。

昨年は達成された総合入賞の目標を果たすことができず、悔やむ思いは心の中に収めきれません。

目標の大元である目的であった「NEVER  STOP SAILING」において、私がこの3日間で感じた想いを以下に綴らせていただきたいと思います。



今年度は、全員で「NEVER  STOP SAILING」の精神、勝ちに拘って妥協をしないチーム作りを行なったものの、コロナウイルスによって突如部活動の禁止を大学から受けました。「セーリングを止めない」どころか、やりたくてもできる状況でなくなったことにモチベーションが下がる部員も少なくなかったと思われます。しかし、6月から監督から全面的なご協力をいただき少しずつ活動が再開され、8月中旬には体制としては例年通りの活動を行うことができるようになりました。再開を許可してくださった大学や、再開に向けて働き出てくださった監督をはじめとするOBOGの方々、活動の再開に向けてご理解くださった保護者の皆様に大変感謝しております。

夏の時期に完全的に部活動が再開できた大学はそういないでしょうし、様々な条件下での週6日という過酷な練習にもなんとか部員全員で乗り越えてこれました。私は今日までのこの期間はまさしく「NEVER  STOP SAILING」の具現化だと思っております。


さらに、コロナウイルスの影響で遠征先の和歌山セーリングセンターの立ち入り人数制限がされ、私は3年生で唯一ハーバー内に入ってサポートをすることができませんでした。ハーバーに立ち入らずにできる仕事を全力で行いつつも、頑張っている部員を直接見れずにいたことを辛く感じておりました。しかし、葉山で過酷な練習に打ち込む選手を見ていた期間を思い出し、彼らの妥協しない努力を近くで見続けてきたため、きっと今もみんなは諦めず、セーリングに励んでいるのだろうと自らを鼓舞させることができました。

結果がなければ意味がない、と感じる部員もいるとは思いますが、今日まで妥協せずに過ごしてきた部員を近くで見てきたからこそ遠征期間も励んでこれたので、私自身としては「NEVER STOP SAILING」という目的をずっと抱き続けてこれた1年間となりました。

励む気持ちを持たせてくれた選手に感謝の気持ちであります。







最後にはなりますが、遠征期間お越しくださった吉田監督、波田コーチに至る所までサポートをしていただいたこと、大変感謝し申し上げます。ありがとうございました。


今週から代替わりを経て、私は4年のチーフマネージャーとして活動させていただきます。監督コーチ陣や応援してくださる全ての方々によりいい結果をお見せできるよう、新しいチーム作りをしていきたいと考えておりますので、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。