お世話になっております。今年度、副主将を務めさせて頂きました永田啓一郎です。
先にお伝えした通り、私達の代は、最終目標であった「インカレ入賞」には届かずに終了しました。支援、応援して頂いた皆様に、最大の恩返しである「結果」を出すことが出来ず悔しい気持ちでいっぱいです。
さて、私の引退ブログでは、このコロナ禍の中、奮闘し続けた明治470の1年間を総括したいと思います。
昨年度、新4年挨拶ブログにて、私は「妥協無きプロセスを実行し、強いチームを作る」と宣言しました。この言葉通り、チームの意思決定をする立場として、セーリングに対し誠実な姿勢で、行動してきたつもりです。幸いチームのモチベーションも例年に比べて高く、週4~6日ペースの練習を継続しました。リーダーとして、無茶な要求に応えてくれた仲間には感謝しています。皆の努力にともない、チームは着実に実力をつけていくことが出来ました。その結果、13年ぶりの関東インカレ470級3位入賞を成し遂げました。この結果で、それまでの私達のプロセスが正解に近いことを証明することが出来たのではないかと思います。最後の関東インカレで3位を取ることが出来たことは、私の4年間の中で最も嬉しかった経験です。
私にとってこの瞬間は「明治470の強さの証明」になったと思います。
和歌山でも「インカレ入賞」に挑みましたが、惜しくも届きませんでした。3日間7Rを消化し、常に入賞ライン上で奮闘するも、力及ばず敗者で終わりました。
上位大学に勝つためには高く分厚い壁をクリアする必要性を後輩達は理解しているはずです。今後の明治がより強く成長するためには、まずは「結果」に拘ること。そのマインドセットを全員が共有し、ブレないベクトルを定めることで「一体感」を醸成することが大切だと思います。
最後に、このコロナ禍の中、どこの大学よりも練習することが出来た、「日本1の環境」を整えて頂いた吉田監督、コーチ陣、OB・OGの皆様、大学関係者の皆様に、心からお礼申し上げます。
4年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
2020年度 副将
永田啓一郎