政治経済学部2年マネージャーの山谷碧空です。
全日本インカレまで、あと2日となりました。去年とは違い、選手ではない自分が、この日をこんなにも待ち望むようになるとは思っていませんでした。
海に立つのは選手たちで、舵を取り、風と向き合うのも彼らです。でも、その背中を見守り続けてきた日々は、確かに自分自身を変えてくれたと感じています。
うまくいかなかったレース後の着艇で悔しさをごまかすように笑っていた先輩もいましたし、不安が声に出せず、黙ってセールを畳んでいた同期もいました。この一年、そういう表情を拾うのが、マネージャーの仕事だと感じていました。そしてそれを拾える距離に、自分はいつもいたいと思っていました。
スポンサー企業を求めて各社を回り、部の未来のために頭を下げ、部の未来について語る時間が増えたことで、練習の海にいない自分に後ろめたさを覚えたこともありますが、誰かがやらなければ、選手が信じて進むべき環境は整わない。海の上で見える景色を共有できなくなっても、海の外で彼らの背中を押す方法があると信じて、ここまでやってきました。
刮目せよという言葉は、ただの決意表明ではなく、明治の艇に乗り込む仲間たちを、正しく評価してほしいという願いでもあります。どうか、応援してくださる皆様には是非とも期待していていただきたいです。
選手の皆はきっと、その期待を裏切りません。
マネージャーとして、代わりに舵を握ることはできないし、代わりに風を読むこともできません。それでも、ここまで一緒に来たという実感があります。
明治はここから、さらに躍進します。
令和6年度卒の後藤様からゼリーの差し入れをいただきました!ありがとうございます!