2025年6月1日日曜日

【練習日誌】新しい道



平素よりお世話になっております。政治経済学部政治学科2年の山谷碧空です。本日は1日を通して微風での練習となりました。吉田監督、冨永コーチの下、練習を行い各クラス的確なフィードバックを受けていました。


さて、来週からは新入生が本格的に活動に参加します。そして同期の中でもスキッパーに新たに挑戦する者、マネージャーに転向するものがいます。

今回はそうした新しい道を歩む人に向けて、少しばかり前に新しい道を歩み始めた僕という目線で背中を押してあげれたらいいなと思って書きます。


正直最初の一歩は怖いものです。

何かを始めるということは、それまで積み上げてきた日常から少し外れることでもあるので、当たり前ですが不安もありました。


けれど、不安が消えるのを待っていたら、いつまでも動けなかったと思います。完全な準備なんてきっと一生できません。だから、ある程度の覚悟を持って、足を踏み出しました。


始めてみて思ったのは、「知らないからこそ、面白い」ということです。

できないことがあるからこそ成長できるし、わからないことがあるからこそ、人と繋がれる。

思ったよりも、世界は一人で立ち向かわなくていいようにできていました。


うまくいかない日もあります。誰かと対立することもあります。でも、思い切って始めたことを後悔したことは、一度もありません。少なくとも、自分で選んだ道を歩いているという実感は、確かな支えになります。


今、迷っているなら、無理に「頑張ろう」と思わなくても大丈夫です。ただ、「やってみたい」という気持ちがあるなら、それを無視しないであげてほしいです。完璧にはまだ距離があって、それでいいと思います。でも、自分の気持ちに正直に動き出したら、少しずつ景色が変わっていきます。


きっと、この道を選んで良かったと思える日にはまだまだ距離があって、思いもよらない出来事もたくさんあるんだろうなと。でもやはり自分のペースを大切にしながら一歩一歩噛み締めて歩いていくのが楽しいんじゃないかなと思ってます。


新しい挑戦をする人はそんな楽しさを、抱えるしんどさと一緒に是非感じて、頑張ってほしいです。


末筆にはなりましたが、私たち明治大学体育会ヨット部を応援してくださるOBの皆様、保護者の方々に感謝申し上げ、ブログを締めさせていただきます。