こんにちは、商学部商学科新四年の江口直輝です。
今回のブログリレーでは自分についてと、3年間の部活の振り返りを書こうと思います。結論から述べると、私は前向きな性格で、スペシャリストではなく、ジェネラリストとして頑張りたいということになります。
まず、自分についてですが、私は3年生より男子マネージャーをしていますが、入部時は470クルーであり、その後470スキッパー、スナイプスキッパーを経験し今に至ります。一般生として入部したにも関わらず、これだけの機会をいただき、経験をさせてもらえたことは、とても良かったと思います。自分の意思で何度も考えた末にマネージャーになった訳ですが、後悔のような思いは何度もありました。ただそれは本当に後悔なのかと問うと後悔ではありません。そもそも自分の人生に後悔は無いからです。仮にもう1度選手に戻りたいと思ったとして、自分のとる行動は選手に戻るではなく、もう一度選手になるでしょう。ほんのちょっとした言葉の違いですが、ここに自分の人柄が表れているように思います。自分の性格を表す言葉としては、前向きや楽観的などがあります。何か悪い状況になっても、後悔ではなく、次にどういう手を打つか、常に前向きに対応していく、それが自分だと思います。これは時に、反省の様子がうかがえないと思われるようですが、決して反省していないのではなく、前向に次のことを考えているのである。自分としては、これを強みと捉えているので、良い面悪い面あるとは思いますが、今後も伸ばしていこうと思います。
次に、3年間の部活を振り返ります。自分は470級、スナイプ級、マネージャーと3つのポジションを経験してきました。これだけのポジションを経験してる人は少なく、現役部員の中では1番でしょう。これが良いか悪いかは一概には言えないと思います。スペシャリストとジェネラリストという言葉があり、前者は470級、スナイプ級、クルー、スキッパー、マネージャーなど、いずれかを4年間やり抜く人で、後者は複数のポジションを経験しており、それぞれの知識や人脈を有している人のことでしょう。前者には高い専門性があり、それは他のポジションに負けないものであり、強みである。その反面、自分の属さないポジションのことには理解が薄いという弱みもあるでしょう。後者は複数のポジションに対する一定の知識や理解があり、これは他にはない強みである。その反面、専門性が低いゆえに意見する力が弱いということもある。それぞれ良い面悪い面があり、どちらが正解というものはないが、あるべき姿は存在するでしょう。というのもスペシャリストとジェネラリストは互いに互いの弱みを補っており、いくつかのスペシャリストの間にジェネラリストがいることが理想であると思います。
さて自分は部活において、その役割を果たせているでしょうか。果たしきれてはいないと思います。知識面では多少活かせている面もあるが、人脈に関しては一切果たせていないでしょう。
引退まで残り8ヶ月ほどしかありませんが、自分の役割をどれだけ果たせるかが大事になってくると思います。男子マネージャーとして、いかに自分に付加価値を付けることができるか、これをできるかできないかで、引退を迎えた時に自分が今までしてきた判断や行動が正しかったのか、一つ答えが出るかもしれません。
今まで自分と同じポジションの人はいませんでした。マネージャーとしてくくられてはいるものの、彼女たちとも役割は異なり、一人ぼっちだと思うこともありました。しかし、年末にある大学の男子マネージャーと出会いました。彼は自分とは異なり入部からその役割を担っており、ヨットには乗ったことがないそうです。しかし、彼は自分よりも多くの知識を持ち、高いレベルで活動しています。そんな彼は、自分の目指す姿の一つとなり、追いつかなければいけないと感じました。
ついこの前入部し、陸待機で同期とふざけあっていたはずなのに、もう引退まで8ヶ月しかなく、改めて驚かされます。今年の全日本では自分たちの掲げた目標を達成し、最後に同期と笑って引退したいですし、二木貴大は重たいけれど胴上げしたいので、日々大切に過ごしていきたいと思います。
次回は、愛想悪いけど、実は寂しがり屋な我らが副将、NGTこと永田啓一郎くんです。