2025年1月25日土曜日

【2025年度幹部挨拶】主将 岡元琢人

主将4年スナイプスキッパー 岡元琢人


お世話になっております、本年度主将を務めます、法学部法律学科4年スナイプスキッパーの岡元琢人です。


まず初めに、OBOGの皆様、保護者の皆様、父母会の皆様、校友会の皆様、そして明治大学体育会ヨット部を応援してくださるすべての皆様に、日頃より多大なるご支援、ご声援を賜り、心より御礼申し上げます。


本年度、私たちは「全日本インカレ総合入賞」を目標に掲げました。この目標は一昨年度から追い求めてきましたが、残念ながら2年連続で達成には至っておりません。今年度こそはこの目標を実現し、これまでの悔しさを晴らす一年にするため、全力で取り組んでまいります。加えて、本年度の活動スローガンとして「貪欲」を掲げました。このスローガンには、成長や成果に対して一層貪欲に取り組み、目標達成に向けて全力を尽くすという強い思いを込めています。まずは私自身が率先してこの姿勢を体現し、部全体へと広げていきたいと考えています。


一昨年度のスローガン「一丸」、昨年度のスローガン「共超」を通じ、私たちはチーム全員で協働し目標達成を目指す姿勢を確立しました。その成果は、大会時に出場できない1年生が主体となり、レース前日に寄せ書きを用いてレギュラーメンバーを応援するなど、チーム全体でモチベーションを高め合う活動にも現れています。また、マネージャー感謝祭を定期的に開催し、選手からマネージャーへの感謝を形にする取り組みも実施してきました。これらの活動は、チームが一丸となり協力し合う姿勢を象徴するものです。今年度も「一丸」「共超」の精神を継承し、組織運営を行っていきます。


私は、チーム運営において「ボトムアップ」のアプローチを重視しています。具体的には、目標設定や練習方針を全員参加のミーティングで議論し、部員全員が納得した形で進めることを目指しています。私たちのチームでは、競技を大学から始める初心者が多く、部員の8割以上を占めています。しかし、初心者がレギュラーメンバーに選ばれることは簡単ではなく、下級生が試合に出場する機会も限られています。こうした環境でもモチベーションを高く維持するためには、トップダウン型のリーダーシップではなく、下級生や初心者の意見を積極的に取り入れ、運営に関与してもらうことが重要だと考えます。自らの意見が尊重され、運営に関わることで、部員一人ひとりがチームの一員としての意義を実感し、やる気を高めることができます。このプロセスは、個々の成長を促すだけでなく、チーム全体のレギュラー争いを活性化させ、競争力を向上させる大きな原動力になると考えています。こうした取り組みを通じて、全員が主体的に行動し、支え合うことで、より結束した、強いチームを築き上げたいと考えています。


以上の点を大切にしながら、チーム運営に取り組んでまいります。今年度こそ「全日本インカレ総合入賞」を達成するため、妥協のない努力を続けていく所存です。そして、応援してくださる皆様への感謝を忘れず、明治大学体育会ヨット部の名を高めるため、全力を尽くしてまいります。まだまだ至らぬ点もあるかと思いますが、引き続き皆様のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。