2012年3月2日金曜日

少年老い易く

主将 間宮正貴です。
蒲郡遠征も残るところあと二日になり、2月7日のキックオフからもう約ひと月が経とうとしています。まったく。楽しい日常は本当に早く過ぎて行きます。
当初は強風域での乗り込みのため! という思いつきから企画が始まった今回の遠征でしたが、監督・コーチや愛知大学、日本大学の方々といった多くのご支援・ご協力があって実現することが出来ました。本当に有難うございます。
最後まで気を抜かず、大事ないようにしっかりと気を引き締めてかかりこの遠征を成功させます。
今回の遠征ではセーリングの技術以外にも、部全体の能力として得られたと実感していることがあります。
それは「考える」ことです。
この遠征中では毎日がイレギュラーであるため主将・幹部だけでなく各部員が常に何かを考えて行動しなくては不具合が生じてしまう環境にあります。また、遠征に期限が設けられているため、一日いちにちをフルに活用していこうという気持ちを持つことができます。
このように日常に染まっていては得られなかった、いつも以上に負荷をかけて「考える」こと。
この能力をもって関東に帰ってきてからも部員全員がすることができたならば、このチームにおける今後のレースや遠征といったイレギュラー時において次の行動を予測し、不測の事態にも直ぐにリカバリーの出来るチームになれます。
冬期合宿も後半戦に入りました。
このひと月で無駄にした時間はありません。
他大学のライバルたちも大会に向けてチームを仕上げてくるでしょうが、
大会までの限られた練習日数を有効に活用して、
この一日を、この一瞬を大切にして、来る春インカレ。
勝ちにいきます。