こんにちは、政治経済学部政治学科、新4年の永田啓一郎と申します。
今年度、副将を務めさて頂きます。
まず初めに、日頃より大変お世話になっておりますOB・OGの方々に感謝申し上げます。
私は、私自身を、この3年間の体育会生活を通じて最も成長した選手だと考えています。昨年度、13年間インカレ入賞できなかったチームが、現小倉コーチの基、チーム初期の目標であった全日本インカレ入賞を達成しました。現小倉コーチとは、最初の春インと最後の全日本インカレでペアを組ませていただきました。勝つための技術、精神、組織の面でとにかく学ばせていただきました。
現在リーダーとして組織マネジメントに注力しております。今年度の結果目標は総合6位入賞に設定しました。入部当初の私個人の目標は、「日本1」であり、私はその「日本1」を今年度達成する勝算は観えず、入賞という妥協点に見切りをつけました。その中で、何が出来るのか、自分がこの3年間で誰よりも成長を遂げることが出来た最高の環境、明治ヨット部に、この1年間でどう貢献しチームを勝利へと導くことが出来るのか、とにかく考え続けました。
私は今、1つの仮説を持っています。自分の代で「仕組み」と「文化」を築きます。これが長期的プロセスとして1位に最大限近くづくと考えました。今年度のチームの意義目標は、「明治が全日本総合優勝する長期的なプロセスの第二歩となるチーム」になると設定しました。
多様な価値観を持った人たちが集まるチームで、全員で同じ目標を目指しマインドセットを共有しながら、全員が自発的にチームに貢献してもらう仕組みを作ること。組織が日本1を目指すうえで何が必要かを逆算思考し仮説と検証を繰り返しています。組織と個の成長を相互依存する「仕組み」と全員が自分と組織の可能性を信じれる「文化」を構築することだと考えています。個と組織の成長をクロスさせ、双方向依存のシステムを作ること。組織が個の成長を促すシステムと文化を構築し全員が自発的に逆算思考し成長できる環境を作ることが現在リーダーを務める私の使命です。この日本1という目標を掲げ、私の脳内にある理想像を伝え、全員が一つの目標に向かい挑戦する。
この挑戦が大好きです。組織の課題を見極め、変革をもたらし、自分が卒部した後まで残る「仕組み」と「文化」を作り残すこと。ヨット部で今まで積み上げてきた努力と葛藤の経験。この経験を通して思いつく限りの最高だと思えるプロセスを、この1年間かけて検証するという挑戦が、とにかく面白い。そして自分が今、最も本気となれる、情熱を注ぐことの出来るものです。
この1年間で明治ヨット部を総合優勝できる組織にします。
このブログリレー最後となる次は、2020年度明治ヨット部主将を務める、二木貴大です。