2023年11月21日火曜日

【4年生引退メッセージ vol.2 安藤彩葵 470級/副将兼渉外】

 


平素よりお世話になっております。

今年度副将兼渉外、470スキッパーを務めさせていただきました、商学部4年の安藤彩葵です。


今年の全日本インカレが終わり引退して2週間ほどが経ちました。しかし、部活の長期オフに入ったような気持ちで、引退ブログを書きつつもまだ引退した実感が湧いていないのが正直なところです。


全日本インカレでは470級16位という結果で、目標の入賞からかけ離れた結果となってしまいました。反省を生かす次のレースがないんだと気付いた時、最後のレースというものの重みを実感しました。


終わりだけを見てしまえば最高だったとは決して言えませんが、この4年間を振り返った時最高だったなーと思える時間を過ごせたと思います。何が最高だったかと考えたとき思いつくのは「経験」「人」「環境」の3つです。

これらを軸にこれまでを振り返ろうと思います。


まずは経験について。何よりチーム全員でひとつの目標に向かって努力するという経験は、今後の人生においてとても重要な経験であったと思います。様々な考えを持った人が集まる中で目標の一致はまだ容易ではありますが、それまでの過程の一致は難しいなと特に4年になってから気付かされました。いい結論を出したいからこそぶつかっては理解し合いの繰り返しだったと思います。自分の考えを持つことがいかに大切かを実感しました。


次に、人について。私は特に人に恵まれていたと思います。選択に迷った時には、親身になって相談に乗ってくれたり気にかけてくれる先輩、同期、後輩がたくさんいます。何度も助けられたことを思うと、ここまでやってこれたのは間違いなくそういった人達のおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。ヨットをしていたからこそ出会えた仲間に感謝しています。


最後に環境について。チームが総合入賞という目標に向かって活動できる環境というのは、監督、コーチ陣、OB・OGの皆様、大学関係者の皆様の力があってこそということに、部を運営する四年生になって特に実感しました。一度役員会に出席させていただいた際、私たちの活動の裏で大人がこんなにも動いてくれているんだということに気付かされました。現役部員の活動が現役部員だけでは決して回らないこと、後輩達にはこの自覚を早くから持ち練習に励んでもらいたいと思います。

また宮城から上京させてくれて、不自由なく部活に取り組める環境を作ってくれた両親にも本当に感謝をしています。お陰で素晴らしい経験と最高の仲間ができました。


悔しくて涙を流した日も、いい結果に喜んだ日も、くだらないことで笑い合った日もどれも最高の思い出で、これからの人生の糧です。


長々とした文章をここまで読んでいただきありがとうございます。


最後になりましたが改めまして、この4年間を通して関わってくださった多くの方々に心より感謝を申し上げます。

今後とも明治大学体育会ヨット部のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。