平素よりお世話になっております。政治経済学部経済学科新4年、スナイプリーダーの坂田裕也です。
はじめに監督、コーチ、OBOGの皆様、保護者、その他関係者の皆様には日頃より多大なるご支援ご声援を頂いていることをこの場をお借りしてお礼申し上げます、ありがとうございます。
昨年度は冨永主将の下、全日本総合優勝を目標に掲げ、部員一同懸命に活動して参りましたが、スナイプは秋インカレで敗退、470は全日本10位という結果で終わり、悔しさの残る1年となりました。この悔しさを胸に刻み、これから1年間練習に取り組んでいきます。
さて、今年は私の人生において大きな転換点となる一年だと考えております。大人になるまでのモラトリアム期間と言われている大学生活が終わり、来年からは今まで当たり前のように使っていた学割が使えなくなる、いわゆる"大人"となってしまうわけです。今まで私は学生という括りの中で、自由に学び、自由に遊び、周りの人に褒められ、時には叱られながら成長し、"大人"になろうと努力して参りましたが、まだまだ私は大人になることができていません。では、どうすれば大人になることができるのか、もちろんその要素はいくつかあると思いますが、私は利他の精神を持つことだと考えています。私が今までに関わらせていただいた大人の方の多くがこの利他の精神を持っているように感じます。その最も身近な例が子を持つ親です。仕事が休みの自分の時間を使って子どもと遊んでいる父親、子どもが幼稚園で怪我をした時に仕事を切り上げて迎えに来る母親。親という存在は幼い子どもにとってとても重要であると同時に、私のような大学生にも手本となる偉大な存在です。私はこの転換点となる大学4年生で、この利他の精神を少しでも身につけ、スナイプリーダーとして部活動に貢献していきたいと思います。
最後になりますが、応援いただいている皆様に一つでもたくさんのよい報告が出来るよう、同期ともども尽力してまいります。本年度も我々明治大学体育会ヨット部へのご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。