お世話になっております。今年度主将を務めさせて頂きました、坂本優斗です。
既にお伝えしてある通り、先日行われた全日本インカレでは470級7位、スナイプ級8位、総合8位となりました。目標としていた総合優勝からはとても遠い結果となってしまいました。サポートして頂いた皆様に、結果で恩返しすることが出来ず、申し訳ない気持ちです。
しかし、総合8位と言う負けの結果に対して、チームビルディングに於いては、もしあの時こうしていれば、などのタラレバを求めるような後悔はあまり湧いてきません。なぜなら、私達が作れる最高のチームを作る努力をしてきたからだと思います。総合優勝に向けて全力で努力できるチームを作ることができたと思います。
この場を借りて、今年1年の目に見える結果だけではなく、過程の部分を少しお話しさせて頂きます。今年1年はチームの一体感、雰囲気作りに力を入れてきました。4級生だけがモチベーションあるのではなく、3級生以下も自分たちの代になった時の為ではなく、今年勝つために努力するチームを目指しました。具体的には、副将を3年生に選んでもらい、毎週の3年生以下と面談をし、部員ほぼ全員でオリンピックのアルバイトにも参加しました。今年の新入生の16人も、昼の時間などに上級生クルーがスキッパーして一緒に乗り、ほぼ毎日練習時間を確保することで、共に成長することが出来ました。
恐れられてしまいがちな4年生から積極的に後輩達に関わる事で、4年生と1年生が一緒に筋トレや食トレをしたり、隣の部屋の3年生が4年部屋に遊びに来たりする光景が日常的に見られました。インカレが終わって私達4年生と同じぐらい、それ以上に悔しそうな後輩達を見て、求めていたチームは作れたのかなと思いました。
「全日本インカレ総合優勝」という高い目標を目指す事が出来る環境を作ってくださった先代の方々、共に目指してくれた部員のみんな、ありがとうございました。この4年間で学んだことを生かして、今後は社会人として、別のステージで高みを目指したいと思います。
今までお世話になりました。
明治大学体育会ヨット部 主将
坂本優斗