平素よりお世話になっております。農学部4年の古野翔です。
全日本インカレが終わり一週間がたった11/14の朝、私はこのブログを執筆しております。思い返してみると、つい先日行われたこの大会も遠い昔の出来事の様に思えてしまいなんだか不思議な気持ちです。ですが、それだけあの全日本インカレという舞台はキラキラと輝いたものであり、その中でかけがえのない仲間とともに優勝へ向かって突き進めたこと、夢中になって勝ち負けに一喜一憂できたこと、そして今後自分を突き動かす財産として心に刻めたことはいつでも鮮明に思い返すことができ、とても誇らしく感じております。
今回、このブログで三つの感謝を伝えるために書かせていただきます。
まず、このような私たちのヨット人生は監督、コーチ陣、先輩、多くのOB、OGの方々に支えられているからこそ何不自由なく過ごすことができ、ヨットをやり込み引退をさせていただいたと、ヨットから離れた今、改めて実感しております。本当にありがとうございました。皆様のご指導ご鞭撻があったからこそ私はヨットというスポーツの魅力、大学人生をかけて何かに没頭することの楽しさ、多くの人と出会い様々なことを経験することの大切さに気づくことができ、ヨットだけでなく、人間として成長することができました。今後もヨットに限らず何か自分の中で没頭できるものに打ち込み、結果として良いお知らせを皆様にできるよう精進してまいります。
次に後輩の皆さん。私たちについてきてくれて本当にありがとう。四年生がすることに対してもっとこうした方が良いと積極的に発言してくれたこと、僕らが目指した目標に対して共に戦ってくれた姿を見て、頼もしく感じました。今後は皆さんが明治のヨット部だけでなく、大学ヨット、大学スポーツを盛り上げる主役となります。皆さんの活躍する姿が多くの人々の心を動かすということを胸に僕たちの成績を超えてください。そして、僕たちが見ることのできなかった景色を見せてください。心から応援しています。
そして、同期の皆さん。僕と一緒にこんなにも楽しい時を過ごしてくれてありがとう。僕は四年前、全日本インカレでみんなと一緒に勝利を噛み締めている光景が頭の中でパァっと広がり見えたこと、この部で一つの目標に対して打ち込むことで他の人ができない様な経験ができるのではないかと思い、衝動的に入部しました。入部した当時に抱いていた理想と現実は結果だけ見れば程遠いものであったかもしれないです。けど、この大会に至るまでの練習、生活、大会を通して僕だけでなく今いる全員が大きく成長し、経験を積み重ねることができた気がします。4年間を通して各々苦しい場面や辛い状況に追い込まれた時があったけど、そんな時誰かしらが声をかけて励ましたり、叱ったりと仲間に対して寄り添え合える学年だったのではないかと感じました。良い同期に恵まれ楽しいヨット人生を謳歌できました。何もかもが良い思い出になりました。これからも、細くていいので、長く長くこの素敵な縁をみんなで紡いでいくことができたら良いと思います。本当にありがとう。
以上で筆を擱かせていただこうと思います。4年間、ありがとうございました。