今年度は新型コロナウイルスの影響により、活動自粛や合宿制限など、例年通りの活動を行うことが出来ませんでした。そのような制限された活動の中でもご指導して頂いた監督やコーチ、ご支援して下さったOBOG、ご家族の皆様、また大会を運営して頂いた関係者の皆様には、大変感謝しております。
まず、第84回全日本学生ヨット選手権大会の結果と致しましては、470級8位、スナイプ級16位、総合9位という昨年度達成した全日本総合入賞には遠く及ばない大変悔しい結果になりました。
私達の代は1人1人の個性が強く、ミーティングを行っても同期全員が納得のいく結果にまとまったことが1度もありません。この1年を振り返ると、主将としてチームをまとめる立場であるにも関わらず、上手くまとめきれず、周りに迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思っています。「Never Stop Sailing」、妥協しないことをスローガンとして掲げて始まったチームですが、小さな妥協が積み重なったことがこの全日本インカレの結果に繋がったと感じております。
今年度の結果を踏み越え、来年度以降後輩達には全日本総合入賞、総合優勝を達成して頂きたいと思います。
ヨット部を引退し、改めて振り返るとこの4年間は辛いことが多くありました。ですが、それを上回る感動や楽しさなど、価値のある経験を数多く積むことが出来ました。入部してから20kg太ったことや、ペアと喧嘩し降ろされたこと、同期が半分退部したこと、合宿所で大爆笑したことなど、一生忘れられない出来事ばかりです。
この4年間で多くの人と出会い、様々な経験を得れたことを誇りに思います。
もし人生がやり直せるとしても、もう一度ヨット部に入部したいです。
4年間本当にありがとうございました。
明治大学体育会ヨット部
主将 二木貴大