こんにちは。明治大学体育会ヨット部主将の横田貴大です。
現在はスナイプ級の1番艇に乗らせて頂いております。
さて、今回は先週末に行われました、六大学戦と五大学戦のレース報告です。
先ず六大学戦は、本校が幹事校ということで、慣れないことで多少バタバタしました。
ですが、なんとかこの壁をみんなの力で乗り越えられたと思います。また、陸から声が出ており、校歌など、活気があり非常によかったと個人的には思います。
第一レースは北東の風で安定しており、普通の北風のコース取りをすれば、問題なく上位で帰ってこれました。
しかし、第二レース目、三レース目は、風が落ち不安定になり、方ブレがかなり入ってくるレース展開になりました。先の先の事や、その地域特有の現象などを熟知していなければ、上位を安定して走ることが厳しいレース展開でした。いつも葉山で、練習を行っている慶応大学など安定して上位を走っていました。
そのような不安定な風の情報や傾向を得る事で、順位は楽に上がるのではないかと感じました。
そして、代々に渡りその情報を共有し、そのレポートが明治大学の勝利に少しでも繋がるキッカケになればと強く思います。
四レース目は、また北東で安定し、北風のレース展開をすれば上位を走れました。
結果は悪かったのですが、このレースから得られたモノ、情報は非常に大きいモノだと思います。
また、レース運営をしていただいた、OBOGの方々、他大学の方々、誠にありがとうございました。
五大学戦は、スナイプ1位、470が2位の総合1位を狙い臨みました。
やや安定した風が入っていたのは、第一レースのみで、それ以降のレースは不安定な風の中行われました。
今回の風は、前日の風とは少し異なる傾向があり、全大学が苦戦したと思われます。
その中でも、上位を走る難しさを痛感いたしました。
結果はスナイプ2位、470が4位の総合4位に終わりました。
スナイプ級に関しては、二つの大会いずれも、1位と僅差で敗れました。
しかし、470級は1位と大差で敗れました。
470チームの改善が、勝利への絶対条件であること。また、練習への意識というものが、チーム全体に痛いほど伝わったレースとなりました。
スナイプチームは、更なる技術向上のため、新メニューに挑戦し、レベルアップを図りたいと思います。
今大会を終えて、沢山の課題や問題点が知ることができたと思います。
しかし、私自身はそれは悪い事だとは思っておりません。
課題や問題点が多ければ多いほど、改善した時、成績が向上します。
今こそ、多くの壁をチームで、また個人で、乗り越える時だと思います。
そのためには、自分を知り、仲間を知り、チームを知り、敵を知ることが重要です。
自己分析をしっかりと行い、今度の春インでは、必ずリベンジしたいと強く強く思っております。
また、この気持ちは私だけではなく、部員一同が思っています。
更なる技術向上のため、これから練習に取り組んで行きます。
今後とも、明治大学体育会ヨット部に御期待ください。
必ずその期待に応えてみせます。
最後になりましたが、今大会で運営をしてくださりました方々、ハーバー関係者、コーチ陣やOBOGの方々、他大学の方々、この場を借りてお礼申し上げます。
本当に素晴らしい大会となりました。
誠にありがとうございました。
今後とも、素晴らしい大会を行えるよう、私自身も明治大学の部員一同も頑張りたいと思います。
以上です。