2012年11月13日火曜日

『主将二人体制』




こんにちは。
今年一年間、副将を務めることになりました上井智大です。
残り一年、スナイプ級クルーとしてやっていきます。


先日の11月11日に代交代式が行われ、自分達三年生の代に引き継がれました。
私は、一年生の頃から三年生の今まで統制を務め、チームをまとめるにはどうするべきか、どういうチーム像であるべきなのか考えてきました。

ここでは、今年一年間どのようにチームづくりを行っていくのか二つのことを決意表明として記したいと思います。



一つ目は、「日本一の良いチーム」をつくるということです。「良いチーム」とは、挨拶ができ、礼儀がしっかりとしており、応援してくださる皆様に対し感謝をするなど、部員全員のこういった人間的な部分がしっかりとしたチームです。勝つために必要なのは技術だけではありません。「強いチーム」になる前にまず「良いチーム」でなければなりません。たしかに礼儀などがしっかりしたチームが必ずしも強くはないかもしれません。ですが、強いチームというのは礼儀などは当たり前にできており、その上で技術の向上に努めているはずです。今こうして合宿ができていることは当たり前ではありません。全国のOB・OGさんをはじめ、本当にたくさんの方々に応援、支援していただいているからこそだと思います。こういった感謝の気持ちを部員全員に浸透させていくのが自分の役目です。海上のリーダーが主将の横田なら、自分は陸の上で先頭に立っていきます。


二つ目は、副将という立場から主将としての役割もこなしていくということです。代交代式で副将に決まったわけですが、自分も主将の横田と同様に、主将のようにチームの一番上に立って一年間やっていこうと考えています。副将だからといって、主将の働きができないわけではありません。名目上は主将・副将というように分かれていますが、2人で主将という体制を確立し、明治大学ヨット部を背負っていきます。

以上の二つの考えのもと、チームの上に立って自分がチームを変えていきます。




ここで少しですが、琵琶湖での全日本インカレを最後に引退した間宮さん、山口さん、高橋さんに向けて、今思ってることを伝えたいと思います。まずは三年間お世話になりました。そして、四年間お疲れ様でした。残念ながら、琵琶湖で目標を達成することができず悔しいという思いで終わってしまったと思います。自分も本当に悔しかったです。しかし、この気持ちを無駄にはしません。必ず新チームの成長につなげます。そのためにこの冬からできることを積み上げていき、来年のレースではタイトルで取れるものはすべて取り、明治大学を強豪校として周りの大学に認識させられるようなチームにしていきます。私個人としましては、四年生の皆さんがいなければここまで成長することはできませんでした。四年生のもとで、統制として自主的に考え周りを率いていくことの難しさ、またやりがいなど、非常に多くのことを考えた一年間でした。迷惑をかけたこともありましたが、言っていただいたこと一つ一つを噛み締めながら次の代に反映させ、つなげていきます。本当にお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。



最後になりましたが、改めましてOB・OGの皆様、明治大学体育会ヨット部を応援してくださっているすべての皆様、これからご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、今後ともご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
部員一同、感謝の気持ちを忘れず、多くの皆様に愛されるチームを目指して、今年一年間邁進していきたいと思います。



写真は主将の横田と副将の自分のツーショット写真です。(左:横田、右:上井)
チームの柱として、最高のチームを作り上げるために日々精進してまいります。