スナイプのスキッパーを務めさせていただいています。
副将の山口紗生です。
4年生の私にとって4度目の関東個人戦がやってきました。
ですが、私は1度も予選を通過した事がなく、1度も全日本個人戦に出場することが出来ていません。
1年生の頃、4年生の先輩にとって最後のチャンスだったにも関わらず通過できず号泣しました。2年生の頃は通過した人数が少なすぎて、通過した先輩たちは全日本へ行くことを諦めました。3年生になって、初日は通過圏内にいたもののプレッシャーに負け、また出場することができませんでした。
個人戦は私にとって、悔しい思い出でいっぱいの大きな壁です。
いつもチームの得点で行われる大学ヨットレースの中で唯一の「個人」の成績で結果が決まる個人戦は、いつもとはまた違った不思議な緊張感があります。自分はチームに甘えているのかもしれません。
けれど私たちが最終目標にしている全日本インカレで結果を残すためには、この夏の段階で全国の力を知ることが大きな力になると思います。
「個人戦」という名目ですが、明治の代表としてレースをしていることを忘れずにスナイプチームでまとまり、470チームの気持ちも背負って結果を残してきたいと思います。
個人戦にいつも通過する人が言ってました。
「通過する人は通過することを不安になんて思ってないし、目標にしてないよ。自分が何位になれるか、優勝できるかって事しか考えてないよ。」って。
確かに…って思いました。
スナイプチームが3艇以上通過することが大前提の目標ですが、私も1位通過を目指してレースしてきます。